タバコは歯にも肺にも悪影響

◆タバコは歯にも肺にも悪影響
 また、意外なことに、慢性閉塞性肺疾患(COPD)も歯周病と関連があることが
明らかになりつつあります。
 COPDは、タバコなどにより気管支が炎症を起こし、呼吸がしにくくなる病気で、
喫煙歴の長い40歳代以上の男性に圧倒的に多くみられます。細気管支炎や肺気腫、
慢性気管支炎などが含まれます。歯周病にかかっていると呼吸器感染症を起こし
やすくなるため、COPDの症状も悪化させる可能性があると考えられています。
 COPDは“タバコ病”と呼ばれるほど、喫煙習慣と深い関連がありますが、歯周
病もタバコと深い関連があります。口の中よりも高温のタバコを吸うことでハグ
キの血流が停滞したり、ニコチンなどの有害物質によって、ハグキに炎症が起こ
ります。細菌が増えやすい環境になると考えられるので、歯周病にも、COPDにも、
さらに肺炎にもなりやすいと言えます。
 口から肺へと細菌が移動することで、重い感染症を来すケースは非常に多いの
です。逆に言えば、毎日、こまめなうがいや歯みがきを心がければ、かなり感染
症を防ぐことができると言えます。毎日の自己管理が最も重要であることをしっ
かり認識して、積極的な口腔ケアを心がけましょう。ハグキが腫れている場合は、
ハグキを指でマッサージすることも効果的です。

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